「心理カウンセラー資格セルフ・プロコース」のオンライン学習では、動画やテキストで、どこでも好きな時間に、心理を学んでいただけます。
そして、オンライン受講者は、より学びを深めるために、プロの講師と学んでいるメンバー同士が交流し合う「グループライブセッション(GS)」にご参加いただけます。
今回は、日頃のオンラインスクールがどのように行われているのか、その一部、交流分析の中の「ゲーム分析」をご紹介したいと思います。
【交流分析:ゲーム分析】
私達は日頃から、さり気なく挨拶したり、会話をしたり、人との交流をごく当たり前のように行われております。
交流分析では、日頃から行っている、人との交流から、個人の生育歴、パーソナリティを分析することができます。
様々な交流の中でも、お互いの居心地がわるくなるような、非建設的な交流をとってしまうことがあります。
例えば、知り合いから「相談に乗って欲しい…」とお願いされて、相手の相談に乗ったとします。
相談内容を聞いた上で、自分はアドバイスをしましたが、相手からの返事は
「そうだよね〜。でも、私には難しいかなぁ…」
と、なかなか解決策には繋がらなりません。
その後も、いろんなアドバイスをしても、「そうだね。でも〜」と、いつまでも話は進展しません。
最終的には、相談相手から
「やっぱり、私には無理だ。あなたも気をつけたほうがいいよ。」
と、悩みの答えは自己完結し、こちらは逆にアドバイスをされる結果に。
相手に親身に関わっていたはずなのに、最終的に後味の悪い会話になってしまった。
そのような経験はありませんか?
このような会話になってしまった場合
それは交流分析でいう「ゲーム」になってしまっているかもしれません。
「ゲーム」というのは、たいていが決まった人とのやり取りで、同じような流れの後、
嫌な感情が残る会話のことを言います。
今回は、「ゲーム」の仕組みを学んでいくために、このような内容で取り組んでいきました
・非建設的な関わり、「ゲーム」はなんのために行うのか?
・「ゲーム」を行う深層心理とは?
・日常の「ゲーム」の交流を探してみよう
・”ゲーム”をしないためにはどうしたらよいか?
GSでは、心理の概念を、参加者同士が日常のケースから考察していくことがあります。
実際に探してみると、身近なやり取りの中から、心理のケースに当てはまるものは、結構見つかるものなのです!
「あの時のやり取りは、”ゲーム”だったのか!」と、自身の体験から気づくことができると、理解がぐんと深まっていきます。
最初はピンと来ない時でも、他の参加者の話をきいたり、講師のたとえ話などをきいているうちに、だんだん理解が深まってきます。
ぜひ、あなたも、自分の好きな時間にオンラインで心理を学んだり、同じく心理を学ぶ仲間たちと、GSで関わってみてはいかがですか?